品種説明
脳への支配力を有し、記憶を強化し、力強く憂鬱を追い払う」と要約されるくらい、精神をを高揚させ、心を元気づける強壮の治療薬として昔から評価されています。
葉には爽やかなレモンの芳香があり、夏の終わりに蜜を持った小さな白い花をつけ、ミツバチをひきつけます。
レモンとミントを合わせたような香りを嗅ぐだけでも、イライラや気分の落ち込みを取り除き、爽快感を与えてくれます。
育て方
生育が早く、比較的寒さ暑さにも強く丈夫で、育てやすいハーブです。
病害虫もとくにないので、安心して育てられます。
レモンバームの開花時期は、6〜7月です。
保存用には、香りを存分に生かすため、花が咲かないうちに収穫してしまいましょう。
★収穫時期：４〜１０月
収穫
■ レモンバームの効用
・ 記憶力を高める作用
・ 疲労防止効果
・ 風邪やインフルエンザによる発熱・頭痛緩和
・ 花粉症
・ 不眠症、神経性の頭痛、憂うつ感を和らげるなどの鎮静作用
■ レモンバームの利用方法
主に、生葉をレモンの香りの風味づけに利用します。
ハーブティー
摘み取った葉（1つかみくらい）をポットに入れ、熱いお湯を注ぎ2〜3分蒸らします。
カップに、レモン1/2個分の果汁を注ぎ、レモンバームティー、ハチミツを加えると、いっそう美味しくいただけます。
1日2回、朝夕飲むと、発熱、頭痛、腹痛、消化不良、眼の充血、鼻づまりにも効果があるそうです。
アイスキューブ
洗ったレモンバームの葉をてのひらでパンとたたいて香り立たせ、水をはった製氷皿に浮かべて、冷凍庫で凍らせます。
ホットケーキ
ホットケーキを片面焼いてひっくり返すときにレモンバームの葉を1枚のせると、見た目も綺麗なホットケーキができます。
ハーブバス
洗って束ねたものを、お風呂に入れます。肌あれに効果があるようです。
病害虫
すす病
オンシツコナジラミ
