品種説明
半耐寒性で、長い濃い紫色の花穂は、甘いカンファーの香りがつよく、茎はよく枝分かれします。
スパイクラベンダー(L.latifolia)とデンタータラベンダー(L.dentata)との交雑によって生まれた品種で、樹勢が強く丈夫です。
ドライフラワー、ポプリ、ハーブバス、香水、化粧水、入浴剤に利用できます。
育て方
■日当たり・置き場所
・日当たりの良いところを好みます。
・半耐寒性ですので、冬は直植えのものは鉢上げして温室や屋内に移動させてください。
■水やり
・乾燥気味の土壌を好むので、水やりは土の表面が乾いてから行います。
■剪定
葉が茂って風通しが悪くなると、蒸れて下の方の葉が黒く変色して枯れてしまいます。
梅雨に入る前に混み合った枝を切ったり、枯れた枝葉を丁寧に取り除いて、株内部の風通しをよくします。
剪定では、株元から2/3あたりで、全体を丸く刈り込みます。
茎の高さをそろえておくと開花時期に花が咲きそろいます。
収穫
ラベンダーは全草に芳香を持ち、全草を利用することができます。
5〜7月にかけて収穫できます。
花が満開になる前に、収穫も兼ねて花穂を切り落とします。
ラベンダーの花を刈り取るときは、株全体の花を一度に刈り込みます。
病害虫
ウドンコ病、アブラムシ