品種説明
マイルドで甘みもコクもあり、トマトジュースに是非おすすめです。
表皮はニンジンのような鮮やかなオレンジ色です。
育て方
トマトは、第1花房に着果させることが、株の実つきをよくするポイントです。
■ 受粉について
トマトは自家受粉(同一固体内での花粉で受精する)なので他の個体は必要ありませんが、自動で受粉するわけではないので、受粉する環境は必要です。
雨が続いて花粉が流されたりして、受粉がうまく行われないと花は落ちて実になりません。
虫が飛び交っているような環境なら自然に受粉しますが、そうでない場合は、花を軽く指ではじいて受粉させます(振動受粉)。
指ではじくと、パッと花粉が飛ぶのがわかります。
■芽かきについて
芽かきとは、主枝と葉の間から出てきたわき芽は摘み取る作業のことです。
わき芽が5cmくらいまでにかき取っておくきます
・草丈が大きくなるので、支柱を立てて育てます。
★種まき:1-3月
★収穫:定植後、約95日
収穫
十分に熟した果実から収穫します。過熟になると裂果しやすいので注意します。果実はとても甘く、平均果重は55gほどです。
また、収穫は朝のうちの果実温度が上がるまでに収穫し、冷蔵庫の野菜かごなどに入れておきます。
病害虫
アブラムシやハムシがつくことがありますが、実にはつきませんので、洗ってしまえば問題ありません。見つけ次第、こまめに手で取り除いてください。
また、梅雨時期になると、どうしても病気にかかりやすくなります。
収穫時期が近づいたときに雨が降ると、完熟したトマトが割れてしまいます。雨が直接当たらない軒下か、簡単でかまいませんのでビニールで雨よけをするようにして下さい。
葉が茂りすぎると、日が当たらず、風通しも悪くなって病気にかかりやすくなります。茎葉が密集しないように風通しを良くすると、病害虫の発生を抑えることができます。